tomatoyoko.gif (61032 バイト)    阪神間(西宮市−甲子園界隈)の賃貸住宅 と分譲マンションのトラブル回避のヒント集、 マンスリー マンションを掲載. リンクフリー

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本人訴訟のすすめ
 

 

 

 実際、弊社でも本人訴訟は、よくやります。家賃の滞納などは、逆立ちしても勝つ裁判ですのでどんどんやります。もちろん法廷に立つのは貸主=所有者であり、弊社は管理人として立ち会う訳です。裁判費用は、概ね数千円です。これを弁護士さんに頼めば数十万円となる訳ですが、これなどは、過剰防衛といった感じがします。
 昔は、数千円の家賃の値上げでも裁判をしました。これを弁護士さんを頼むなら赤字の仕事になります。本人訴訟だから出来たことです。 最近は値下げ交渉なので、借主に不満はあろうはずも無いですが。
 また、原状回復問題では、逆に借主が、貸主を、もっと気軽に訴えるべきです。本人訴訟のHPでおすすめは、自らの体験した「敷金返還訴訟」の顛末をこと詳細にUPされているDAIさんのHP 
のび太の敷金返還奮戦記
です。内容証明の書き方から、訴状の内容まで、隅々までわかります。

 そして、概ね、こういう民事事件は、裁判所は判決を避けたがる様です。ほとんど和解勧告での決着が多かったのです。裁判長曰く、「この辺で、双方納得できませんか・・・」まあ痛み分けで解決がほとんどでした。家賃の値上げ訴訟では、「判決を出す為に鑑定士を呼ぶと20万円ほどかかります。もったいないでしょう。」 といった具合です。家賃の滞納では、「とりあえず1.5ヶ月分づつ支払うということでどうですか。再度滞納すれば今度は出て行く・・・」といった感じです。この場合、再度の滞納は、即=強制執行の請求になりますので、事は早いのです。

本人訴訟は、実際に簡易裁判所では、90%以上地方裁判所でも50%以上と言われており、こういった家賃の滞納とか、原状回復問題のもめ事には、雛形も用意されておりやる気さえあれば、簡単です。

ですんで、気軽に本人訴訟をと思います。ただなんにも知らないで一から質問では、書記官も大変なので、少しは 下記の参考図書で勉強してから、裁判所で書記官とよく打合せをされることをお薦めします。   

どうしてもめんどうというなら、書類作成だけでも専門家に頼んで、裁判所へはご自分で=という本人訴訟、も可能です。

訴訟ごとに詳しい司法書士さんと、くわしくない司法書士サンがおられます。司法書士さんにも、専門がありますので、気をつけてください。 簡易裁判所で裁判の可能なのは、認定司法書士と言います。


また、弁護士先生も訴訟が専門とはいえ、刑事事件に詳しいとか、民事でも破産に詳しいとか。それぞれ専門があります。

        平成13年4月14日                    トマト店主 西岡

弊社への相談事例 原状回復問題についての相談事例集

参考図書 
「訴訟は本人で出来る」   石原豊昭 石原輝 平井二郎 共著   自由国民社 ¥1600.-

家賃・地代の値上げとか値下げのもめ事は、調停前置主義というのがあり、まず調停をして、だめなら訴訟となっていますので注意が必要です。
 

原状(現状)回復費用問題=本人訴訟の例  1 稲葉なおと   2 in大阪の少額訴訟

以下、日経の新聞記事を参考に 良くまとめられてます。

手間暇かけても本人訴訟
弁護士頼らず自力で裁判    日経2000年?月日の記事より転載
 法廷への敷居は思うほど高くない−−。
 紛争の当事者が弁護士に頼らず自力で裁判を進める「本人訴訟」に関心が集まっている。裁判官に直接自分の意見を主張でき、問題解決にかかわっていることを実感できる点が受けている。背景には、裁判を活用する権利意識の高まりがあるが、主観だけにこだわり過ぎると敗訴につながる落とし穴もある。

 千三百万円返還求め
 「納得いかない利息の返済に追われる毎日。泣き寝入りはしたくなかった」、宮崎県内で自動車整備工場を経営するA氏(51)は、商工ローン大手の「日栄」を相手に、利息の過払い公約千三百万円の返還を求める訴訟を昨年末に起こし、現在係争中だ。A氏がとった訴訟方法は、自力で裁判を進める本人訴訟。弁護士に頼むと着手金などで百万円以上の費用がかかると聞き、「そんな金銭的余裕は無い。それ、なら自力で解決しよう」と、考えた。商工ローンに対する訴訟はここ一年で各地でも目立つようになったが、ほとんどが弁護士を立てる代理人訴訟であり、本人訴訟は珍しい例だ。
 日栄からの借入金の総額は約千三百万円。これまでに支払った利息は約千六百万円に上る。訴えでは、請求された利息には保証料や手数料も含まれ実質金利が約四〇%になり、利息制限法で定められた上限(一五%)を超えると主張。A氏は「法定利息の三百万円以外は支払う義務はない」と考え、差額の千三百万円の返還を求めている。裁判手続きの知識がないため、司法書士らの助言を参考に、昨年二月から毎晩四時間近く教本を精読。本提訴の受理までには二十回も裁判所に通ったが苦にならなかった、新潟県内では紙パックで指を切ったレストラン経営者が、製造業者に九十一万
円の損害賠償を求める訴訟を起こしている。製造物責任法(PL法)に基づく本人訴訟の第一号だ。一、二審で敗訴し、現在上告を検討している。

個人の権利意識映す
少額訴訟が呼び水に

 このように裁判になじみの薄かった一般市民の間で、本人訴訟を活用する事例が増えつつある。きっかけは九八年一月に導入された少額訴訟制度。本人訴訟を基本とし、請求額三十万円以下の紛争を対象に原則即日で判決が下りる。この制度が呼び水となり、三十万円超でも本人訴訟を選択する例が目立つようになった。

 九十万円以内の紛争を担当する簡易裁判所が九七年に扱った本人訴訟件数は年間二十六万件。一見、多いようだが、貸金業者が督促の意味で借り主に借金の返済を求める例が目立ち、一個人が提訴するケースはわずかだった。しかし、少額訴訟制度導入後の九八年は年間二十九万件と前年より三万件も増加。「増加分の多くは個人の本人訴訟」(最高裁判所民事局)とみられている。「裁判ざたという言葉があるように、日本では訴訟を嫌う傾向が根強かった。だが、最近では権利意識の高まりから、法廷を積極的に活用しようとする機運が芽生えつつある」と言うのは、全国消費生活相談員協会の藤井教子理事長。

 同協会は昨夏、貸金業者などとの紛争に備え、消費者向けに「裁判のスズメ」という冊子を発行した、九〇年の「法廷に立たされる消費者」に続く第二弾だが、内容は百八十度変わった。悪徳業者に「法的手段に訴えるぞ」と脅された場合の個人の対処法を説いたのが前回。これに対し今回は逆に業者に立ち向かうための武器として、法廷を活用するノウハウを紹介。「法廷で闘いたい」という消費者の声を反映させた。

 訴訟手続きなどで、実践的な手助けをする組織も登場した。愛知県司法書士会は今年一月、本人訴訟支援センター(名古屋市)を発足させ、相談業務を開始、これまでに不動産取引をめぐるものを中心に二百件近くの相談があった。増加する本人訴訟だが、活用の仕方いかんでは落とし穴もある。本人訴訟支援センターの杉本敏郎代表によると「どんなに時間がかかってもいいから、問題点を法廷で明らかにしたい」「自分の主張を裁判宮に聞いてほしい」といった感情的な相談例
も多い。

冷静さ失うと落とし穴も
「全額」に固執し敗訴

 例えば、マンションの室内修繕費四十万円の全額負担を求めた不動産業者を、借り主が訴えたケース。裁判官が折半の和解案を提示したが、「業者の全額負担」に固執し拒否。その後、借り主は主張の根拠を専門的に立証することができず、敗訴した。
 上智大法学都の小林秀之教授(民事訴訟法)は「そもそも訴訟を起こす当事者は代理人訴訟も含めて、自分が絶対正しいと思いがちで主観的な傾向がある。他人が介在すれば客観的な視点を得る機会もあり、実質的な利益を確保する落としどころも探りやすい」と指摘、法律相談という形式で、弁護士や司法書士ら専門家の意見も参考にした方がよいとアドバイスする。
 個人が不慣れな訴訟を単独で進め続けるには、感情的な動機もエネルギー源としては不可欠、しかし同時に、自分を客観視できる冷静さを保つバランス感覚も求められる。

弊社の掲示板より
東京簡裁にいってきました :ロールパンナ 様 Apr/2002

  こんにちは。主人と相談した結果、こちらも早急な解決を望んでいるので少額訴訟で行くことにしました。

 そして訴状を提出してきました。簡裁の方はみな親切丁寧で、その場で事件簿番号も決まり、担当の書記官と面接もしました。
  こちらの話も良く聞いてくださり、質問も快く答えてくださいました。
 行くまではとても心配でしたがそんな不安も消えました。それに、たくさんの人が相談にきていました。

傍聴もしました。ひとつは、少額訴訟で、ひとつは通常の訴訟でした。
  両方ともすぐに和解を勧められてすぐに和解室に移っていました。通常訴訟の方は大家さんがかなり感情的でした。
裁判官が建設省のガイドラインのことを知っていますか?こちらではこういうものを拠り所にしています。といっていました。(当然ですね)
 傍聴したかんじでは、そんなに裁判官や司法委員の方も高圧的ではなかったです。

 あとは、コピー代が40円と高いので、自分でコピって行った方がいいです。(おばちゃんがしてくれるけど)サイズは基本的にA4です。時間はかかるけど、かなり丁寧に見てくれるので心配ないと思います。

 あと1ヶ月後に、法廷に呼ばれるのでそれまでは気が気ではないのですが、とまとのHPを参考にしつつ、がんばりたいと思います。通常訴訟になっても、そんなに怖くないと思ったのでみなさんもがんばってください。
 

西岡さんにも感謝です。また報告します。

和解が成立しました。May/26/02
 


 

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