tomatoyoko.gif (61032 バイト)    阪神間(西宮市−甲子園界隈)の賃貸住宅 と分譲マンションのトラブル回避のヒント集、 マンスリー マンションを掲載. リンクフリー

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内断熱 と 外断熱
 

 

木造の場合
RCの場合

バブルの発生からその後の処理の行政のもたつき、いい加減さに苛立ちを感じるきょうこのごろですが、さらに内断熱、外断熱の構造の問題でも、行政の国民を無視した体質を、またまた感じます。

きしくも、今春、木造 と RC造 について、内断熱、外断熱の解説書が相次いで、出版されました。結露がポイントです。

高額な建築物の寿命に関する大変大きな問題です。

ぜひ当該書籍を購入して、この行政の怠慢と怖さを、知ってください。

木造の場合
いい家が欲しい 松井 修三 著 三省堂書店 1800円

RCの場合
日本のマンションにひそむ 「 史上最大のミステーク 」
赤地 学 ・ 江本 央 ・ 金谷 年展 共著 TBSブリタニカ 1600円

そして、現在、短期間で壊される建物の廃材の大いなる捨て場所が、既に不足し始めております。
近々廃材の処理費の高騰のため、取り壊せないスラム化したマンションが都市部に乱立しそうな雰囲気です。

 

コンクリートが危ない 99/08 小林 一輔 (東大教授)著 
                          岩波新書 ¥700.−より要約。
コンクリートの危機は、次の3点
  1 アルカリ骨材反応 =これは、従来言われていた骨材が原因ではなく、セメントの製造方法の転換が一番大きな原因だった。要するにコンクリートのアルカリ度が高くなりすぎたのだ。原因は、骨材、セメントのアルカリ量、そして塩化物の種類と量で、発生し、 欧米では「コンクリートのガン」と呼ばれ、一度発生すると防ぐことは、不可能とされる。
   2 不法加水      =これは、現場で、コンクリートを圧送するようになってから、現場の作業効率UPの為、常態化。90%の現場で加水を強要されているといわれ、加水を断り暴行された例も。そしてこの不法行為は、現場でアメリカのスペシャルインスペクターの様に検査する者がいない日本では、問題が明らかになるのは、10年20年後で時効だ。
   3 海砂の塩分 と 混和剤の塩分=これらの塩分が、不法加水による粗悪な状況下で、一気にコンクリートを劣化させ、中の鉄筋を腐食させる。

戦前のコンクリート建造物は、メンテナンスフリーで60年・70年も大丈夫なわけで、劣化発生は1960年代が境ではないかとのこと。原因は、やはり消費量の急拡大のもよう。最近もあった山陽新幹線のトンネル内のコンクリート片落下は、近年のコンクリート建造物は10数年しか安心出来ないひどい状態の現れ。p31

1986年10月22日水戸市の県営住宅で、3階ベランダの落下事故が発生。p127

海外では、スエーデンで戦後の建設の集合住宅のベランダを10万戸補修予定とかp128

埼玉県下の公団分譲団地で、アルカリ骨材反応によりPC板が異常劣化し、雨漏り団地と言われるほど酷いにも関わらず、公団の調査報告は、「通常の経年劣化」と発表して、管理組合の不信を買っている。役所はいかに信用できないかを地で行く例。p13

最近、周りの阪神高速の橋脚の鉄筋コンクリートが、全面にペンキを塗られ、先端部分は、鉄板で覆われました。コンクリートの劣化が原因だと、この本を読んで、納得しました。怖いですね。コンクリートの劣化減少が、大規模に日本国中で、発生しているようです。 トマト店主西岡

毎日新聞ニュース速報 【16日】99/08

★コンクリート片の落下が相次ぐ山陽新幹線の高架橋で、JR西日本が96〜97年にコンクリートの抜き取り検査をしたところ、9割を超える個所で内部の鉄筋にさびが発生していた。コンクリートに含まれた塩分量も、9割以上の個所で土木学会の基準量を上回っていた。同社は「塩分が鉄筋に悪影響を与えていることも考えられる」として、脱塩処理の検討を始めた。

 

 

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