tomatoyoko.gif (61032 バイト)    阪神間(西宮市−甲子園界隈)の賃貸住宅 と分譲マンションのトラブル回避のヒント集、 マンスリー マンションを掲載. リンクフリー

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ニセ手付金
 

 

最近 阪神間では、手付け金に対する法律違反行為が、最近目立つ様です。
 

本来、不動産取引は私法上の行為であって、個人の自由に任せるべきものである。
しかし、現実の取引におい紛争や事件が多く、流通の円滑化と安全性が確保されない場合には、規制が必要となる。
これが宅建業法の起源でしょう。

 そして、宅建業者の私利私欲は道を誤らせ、業者を間違った方向へと導き、それは往々にして卑しい行動を誘発させる。  卑しい行動は、信頼を失わせる。すなわち、私利私欲に支配されない高次の倫理観こそ、宅地建物業者が有すべき第一の要件なのだと思われます。  

当然、手付け金1000円では、取引主任者が重説をわざわざ説明しているとは思えません。
営業マンも言ってましたっけ、領収書を持ってきたらいつでも返しますよ・・・・

 しかし、手付け金で領収書を切っておいて、いつでも返しますは、詭弁でしょう。
本来 手付け金とは、 解約時 「手付け流し」 か 「倍返し」が原則なのですから。  

重説なしで、手付け金を受け取って貸主に連絡せずぬ着服していることが、容易に想像が付きます。  こういった、宅建業法をないがしろにする業者の横行が、最近目立つように思います。  

先月、東京の15000戸管理という大手管理会社の役員の方と面談する機会があり、関東の手付け金等の契約前の預かり金が一切禁止された後の業界の内情を聞きました。  
つまり、東京都条例により賃貸借契約に於いては手付け金等が一切禁止になったため、東京都内では、賃貸物件の申込から契約+契約金の決済までが大変早くなって来たといわれていました。
 

また、管理業者(貸主サイド)の担当者によっては、申込キャンセル時に、「この仲介業者」は、預かり金を着服する可能性ありと思われる場合は、仲介業者が申込者に返金した領収書を持ってこさせる場合もあるとか・・・

この申込金とか手付金等の支払いの取り扱いについての、
東京都住宅局の見解は、以下のとおり大変きついものになっています・・・・・

手付金(ニセ手付金手付充当金  予約金  申込金  交渉預り金 等 について

 名目・名称の如何を問わず、借り受け予定者が支払う目的は、預り金と同じである。  契約書を取り交わして、その代金の 一部を支払う金員が本物の手付金で、契約書を取り交わしてもいないのに手付金と称しているのは、「ニセ手付金」で、その他どのような名称を使おうがすべて「預り金」である。
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 ※(社)東京都宅地建物取引業協会制定「建物賃貸借・管理Q&A」から引用しています。

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      手付充当金、予約金、申込み金、交渉預り金、内金を「手付金 」に横すべりさせる営業手法    
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 「申込み金は手付金に充当します。違約の場合、申 込み金は返還いたしませんという文言が時として使われますが、これなんか "ニセ手付金商法"の名言ですね。

 もし、この○○住宅が東京都内で営業しているとしたら、一発で営業停止に なるはずです。それほど明白な業法違反です。

ある仲介専門大手の業務マニュアルに、「手付金の取り方」として、
 ●案内から帰って、店に入ったら
 ●即刻、手付金をもらうこと
  ●客の大半は「他にもいい物件があるのでは…」と迷っている
  ●だから手付金を取って、プレッシャーをかけていく  
などが強調されているのですが、これは商売上手なのか、強引な商法なのか、 ここまでやるから契約率が高まり、業界屈指の地盤を築くのでしょうが、手付 金の意味を拡大解釈して営業ツール扱いにしている好例です。

以上、大家さん読本を参考にさせて頂きました。
http://www.melma.com/mag/14/m00014814/a00000225.html